会長コラム2013年8月

 「JBITA/IBITA成人中枢神経基礎講習会新プログラム」



 8月2日から4日までチューターズモジュール及びJBITA会議が行われ、チューター ズモジュールでは日本におけるJBITA/IBITA成人中枢神経基礎講習会の内容検討が行 われました。BBTA(英国ボバース講習会講師会議)の基礎プログラムに準じた標準講 義の内容、そして実技について指導者間で意見交換がなされました。主には全国で開 催されているJBITA/IBITA成人中枢神経基礎講習会の内容を統一化しようと言う事で 講義内容の標準化、実技内容の吟味が行われました。今後、作業療法部門、言語聴覚 士部門の講義内容も議論され、全国どこで受講しても標準化された内容で学ぶことが 出来るようになると思われます。

 JBITA会議では指導者育成のステップ確認、南アフリカで行われるIBITA国際会議の 議題確認、日本の意見調整等が行われ、その後、日浦事務局長がドイツでドリス女史 と開催した上級講習会の報告、古澤正道上級指導者による中国での基礎講習会報告が 行われ、中国の指導者候補生、劉氏も初めてJBITA会議に参加されていたので中国の 療法士事情等についても紹介がなされました。

 8月12日から24日までは当院でのJBITA/IBITA成人中枢神経基礎講習会前半が開催 され、上記の新プログラムを適用した講習会が開催されました。実技はより具体化さ れており治療実習にも活かされるようになったと感じましたが、時間数も増えてお り、さらなる検討が必要であると感じました。

 私の方は8月17日には公益社団法人日本理学療法士協会の職能業務執行理事として 厚生労働省の勉強会に参加し、半田協会長と共に厚生労働省保険局総務課長と意 見交換をして来ました。将来の介護予防や地域包括ケアシステムについて活発な議論 がなされました。厚労省の中でも医療課や老健局以外では理学療法士が「運動のプロ フェッショナル」である事の認知度が低いことを実感しました。当研究会も正常運動 の重要性を説いている立場から今後は障害を持たない方への貢献も考えて行かなけれ ばならないと思います。


日本ボバース研究会 会長   伊藤 克浩
 

平成25年8月31日

   
 


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