会長コラム2012年3月

「2012年度にむけて」



 3月は何度末。2011年度を振り返っておきたい。東北大震災から1年が過ぎ た。自分に出来ることを模索しながら東北の復興に貢献したいという思いで1年を過 ごした。何ができたであろうか・・。講習会ではそれでも当院に来て講習会を受けた いという人を積極的に取る事にした。そして臨床実習を臨時的に宮城県から受けた。 今年になってから岩手、宮城を訪れブロック研修会でお話しさせて頂いた。でもまだ まだ不十分である。2012年度も復興支援について考え続けたい。

 自分にとっていつもと違った事は日本理学療法士協会の理事として1年を過ごした ことだ。初めてのことだったので日々学ぶことに出会えた。協会組織のこと、臨床実 習や指定規則のこと、まだまだ学ぶべき事が多い。2012年度は公益社団法人化さ れるので新しい理事の方が8人加わる。自分に出来ること、そして自分にしかできな いことを模索しながら取り組んでいきたい。

 学術的にはやはり、コラムの2月号に書いたが、札幌医科大松山清治先生との出会 いが大きかった。上級インストラクタートレーニングの中で紀伊先生から頂いた宿題 を継続していくなかで「皮質脊髄路」や「新運動野」等、霊長類ならではの機能について 深めようとして来たが、どうしても皮質下の機能障害や姿勢制御のメカニズム、そし て4足動物の研究から学ぶ知識との間に大きな溝を感じていたのだが、松山先生の講 演をお聞きして、そして懇親会でゆっくりお話しすることができて腑に落ちた部分が あった。そのあたりをさらに追求して脳卒中治療のヒントにしていければ・・と20 12年度の自分のテーマにと考えている。

 研究会では第2回日本ボバース研究会学術大会の成功が大きな目標である。定着す るためには二回目が重要。幸いにも山本学術局長によると応募演題も数多く集まって いる模様だ。会員の皆様にも是非足を運んで頂きたい。

日本ボバース研究会 会長   伊藤 克浩
 

平成24年3月30日

 
 


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